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《相続した土地の売却にかかる税金 (取得費加算の特例)》

2020年2月7日

Q.相続で父から取得した土地を売却しました。取得した際に相続税を支払っていますが、今回

 改めて所得税の確定申告は必要でしょうか? なお、相続および土地の売却については次のと

 おりです。


   父の相続開始日:平成31年1月15日

   私が相続した財産の相続税評価額 3,300万円 (うち土地の相続税評価額 2,100万円)

   納付した相続税 173万円


   土地を売却した日:令和1年12月10日

   土地の売却価格:2,800万円、

   土地の売却経費:100万円

   土地の購入価格:2,000万円(父が平成23年に売買により取得した)


A.あなたの確定申告において譲渡所得として申告をする必要があります。また、あなたが納付

 した相続税のうち一定の金額は譲渡所得の取得費に加算することができ、所得税を安くするこ

 とができます。


【解説】

 まず、土地を譲渡した場合の譲渡所得は次のように計算します。

 収入金額 – (取得費 + 譲渡費用) = 譲渡所得


 今回の場合、あなたの譲渡所得は次のように計算されます。

 2,800万円 - (2,000万円 + 100万円) = 700万円


 

 ここで、取得費加算の特例を適用することで、あなたが売却した土地に対応する相続税として

 次の金額を譲渡所得から控除することができます。

 173万円 × 2,100万円/3,300万円 = 110万円

 

 したがって、あなたの譲渡所得は次の金額で申告することができます。

 2,800万円 - (2,000万円 + 110万円 + 100万円) = 590万円


 


【留意点】

 この取得費加算の特例を受けるためには、相続開始日の翌日から3年10カ月以内に売却する必要があります。また、確定申告書には所定の計算明細書を添付する必要がありますのでご注意ください。

なお、住民税の納付については通常は普通徴収となるため、所得税の確定申告を終えた5月以降に市役所等から納付書が送られてきますのでお忘れなく。

 税金のほかにも、国民健康保険や後期高齢者医療保険に加入している方については売却した翌年度の保険料や窓口負担が上がる可能性がある点にも注意が必要です。

 

※実際に相続した財産を売却されて確定申告でお悩みの方やこれから相続した財産の売却を検討されている方はぜひOAG税理士法人へご相談ください。


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