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《準確定申告と相続人の確定申告》

2020年2月28日

Q.父が2019(令和1).11.20に急逝しました。父は年金収入のほか、自宅近くに4部屋のアパー

 ト1棟とその敷地に駐車場を設けて、賃貸していました。
 相続税の申告について考えなければならないと思い調べ始めたところ、所得税の申告も必要

 であることがわかり、慌てています。
 父の相続人は私一人ですが、私は離れて暮らす給与所得者で、確定申告はしたことがなく、
 どうしたらいいか不安です。ポイントを教えて下さい。
 なお、2018(平成30)年分の確定申告書の控えがあり、
  *賃貸料収入は合計で約500万円でした。
  *青色申告決算書(不動産用)という書類がありました
  *年金から介護保険料などが引かれていました。


A.お父様の所得税の申告(準確定申告と言います)と、場合によっては、あなたの所得税

 の申告も必要になってきます。
 ポイントは次の通りです。
  (1)準確定申告でのポイント
    ①お父様の確定申告期限は、2020(令和2).3.20(4か月後)です。
    ②年金の申告には「準確」と記載のある、年金源泉徴収票を使用します。
    ③不動産所得
     1)賃貸借契約書を見て、賃貸料収入を当月分は前月末までに受取る契約なら、2月

      分から11月分の10か月分を計上します。
     2)減価償却費は11/12と、11か月分計上します。
  (2)あなたの確定申告でのポイント
    ①あなたの確定申告期限は、2020(令和2).3.16です。
    ②給与の源泉徴収票を準備します。
    ③不動産所得
     1)お父様の準確定申告で10か月分を計上したら、あなたは2か月分を計上します。
     2)減価償却費は2/12と2か月分計上可能です。
     3)計算した結果、あなたの不動産所得が20万円以下の場合は申告不要です。
     4)あなたの青色申告承認申請書を確定申告期限までに提出ください。
 残念ながら、あなたの2019(令和1)年分の確定申告では、青色申告はできません。
 相続開始が11/1~12/31の場合は、翌年2/15までに提出すると適用できます。
 お父様が有価証券取引をされていたときは申告の有利不利を判断したり、不動産所得において

 は、礼金や敷金の受取りがあったとき、多額の修繕費がかかっていたときの経費の割り振りな

 ど、注意点はほかにもございます。
 そのようなときは税理士にご相談されることをおすすめいたします。

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