路線価は上昇傾向、実際の取引状況は?
路線価の発表は昨年までは8月1日でしたが、今年は1ヶ月早く7月1日に国税庁から公表されました。今年から国税局や税務署には路線価図等の冊子の備え付けがなくなり、印刷や製本にかかっていた期間を短縮することができたため、とのことです。路線価の公表はすべて国税庁ホームページの路線価コーナーに一本化され、税務署等に行っても備え付けのパソコンでインターネットに接続して閲覧することになりますので、昨年まで冊子をコピーするなどして利用してきた方は利用方法の変更に注意が必要です。
さて、皆様はご自身が所有されている土地など、気になる地域の路線価はご覧になりましたか?
今年の標準宅地の平均路線価は1平方メートルあたり143,000円 前年比10%アップで、3年連続の上昇となりました。
3大都市圏では、
東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)・・・351,000円/㎡ 前年比14.7%アップ
名古屋圏(愛知)・・・・・・・・・・・・122,000円/㎡ 前年比10.9%アップ
大阪圏(大阪、兵庫、京都、奈良)・・・・175,000円/㎡ 前年比 7.4%アップ
都道府県別に見ると、上昇率が全国平均よりも高かったのは東京都(17.4%)、宮城県(12.5%)、愛知県(10.8%)の3県。上昇したのはこの3県を含め14県、変わらずが5県、下落が28県でした。また、3大都市圏を除いた地方圏全体では1平方メートルあたり52,000円で、昨年と同額でした。
ちなみに、全国の最高値は23年連続で東京・銀座5丁目の「鳩居堂」前で、1平方メートルあたり31,840,000円!交差点を挟んだ銀座4丁目の「三越」前と「和光」前も同額でした。
最近の地価の報道と比べると、幾分、違和感を持たれる方もいらっしゃると思いますが、路線価は、前年の取引事例を基礎とするため、現在の実勢とは多少乖離が生じてしまい、これはいたし方ないと思われます。
国税庁ホームページの路線価コーナーでは、平成18年分と19年分の路線価も併せて閲覧することができます。この機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?



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